製品・サービス情報

札幌市立大学 看護学部様への導入事例を公開しました

札幌市立大学の副学長・看護学部長を務めておられました松浦和代教授より、当社のOSCEシステム導入事例をご紹介いただきました。

「FIREDIPPER for OSCE のカスタマイズによって、より円滑なフィードバックが可能に!」
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医療教育機関向けOSCE実施支援システム

OSCE(Objective Structured Clinical Examination)実施支援システムは、 各試験室で行われているOSCEを、ネットワークカメラ映像にてライブ視聴、実施後に録画視聴する事ができます。 学生の試験スケジュールの予約から、評価・採点までを映像と共に管理し、効率的なOSCE実施が行えます。 課題と評価項目は、利用者が自由に設定可能ですので、「Post-CC OSCE」「Pre-CC OSCE」どちらにでも利用できます。 また、評価はタブレット端末で行えますので、場所に縛られる事の無い正確な評価が行えます。


OSCE実施支援システムの特徴

評価・採点集計のデジタル化

評価者用のツールは、iPadやAndroidタブレット端末での操作が可能です。 採点結果は、WEBアプリケーションを通じて即座にOSCEサーバーへ保存されます。

評価結果を録画映像と共に管理

カメラ映像は、OSCE実施スケジュールに紐づき録画蓄積され、日時・課題・学生・担当評価者といった項目で、 録画データを検索して再生することができます。 また、録画データは一般の動画プレイヤーで再生可能なファイル形式(mp4)に書き出し可能です。

予約スケジュール調整機能

急なアクシデントにより試験の開始時間が遅延するといった場合でも、予約済みスケジュールを分単位で調整することができます。 当日の開始時間を各ステーション一括で5分遅らせる、個別に遅らせるといった細かな調整が可能です。

管理情報を一括インポート

学生、スタッフといったユーザー情報の登録、課題・評価項目といった試験実施要領、OSCE実施のスケジュール予約を、 CSVフォーマットのファイルから一括で登録が可能です。

試験進行カウントダウン機能

課題には、試験開始までの時間、試験時間、試験後の採点時間等、各所要時間を細分化して登録することができます。 現在実施中の試験の進行時間は、登録した所要時間に応じて、評価・採点ツール画面上において、カウントダウンで表示します。

採点集計エクスポート

OSCE実施後の評価結果を集計してCSVフォーマットで一覧表をエクスポートすることができます。 また、過去データを遡り、年度ごとの総得点や平均点、課題ごとの得点率などを表示することができます。

主な機能

  • 統合管理ツール

    カメラのライブ映像視聴、録画再生といった映像表示機能から、 OSCEスケジュールの予約管理、課題・評価項目の設定、学生や評価者といったユーザー登録など、 OSCEの機能を、どなたでもご利用いただけるインターフェースをご用意いたしました。 タッチパネルでの操作も対応しており、より直感的な操作が可能となります。

  • 学生・評価者 管理機能

    学生、評価者、模擬患者役の登録、設定変更、削除、および登録されているユーザーのアクセス権を管理する機能です。 予約を行えるアクセス権、採点を行えるアクセス権、評価結果および録画映像を視聴できるアクセス権などを自由に設定できます。

  • スケジュール管理機能

    OSCEを実施する日程や使用するステーション、試験科目、受験者、立ち合い試験官の割り当てなどを設定します。 設定された情報は、画面上にタイムラインで表現されますので、何時からどの部屋で、 何の課題を誰が担当して実施されるのかというスケジュールが一目で把握できます。

  • ライブ映像視聴

    各ステーションに設置されたカメラ映像を視聴することができます。ステーション全体を表示する画面や、個々のステーションだけを表示する画面など、 カメラ映像を表示する画面パターンが用意されています。 また、カメラ内蔵のマイクとスピーカーによって、ステーションの音声を聞いたり、管理者側からのマイクによりアナウンスすることもできます。

  • 録画映像視聴

    スケジュールで予約された登録日時、評価者、学生、および課題に紐づくカメラ映像は、自動的に録画されます。 試験実施後には、録画データを視聴しながらの評価採点もできます。 また、模擬試験や自習を録画することで、録画データを利用した振り返り学習にもご利用いただけます。

  • 試験進行ステータス確認機能

    試験の実施に際し、各ステーションに設置されたネットワークカメラの接続状態、録画状態を一覧画面で確認することができます。 試験進行中には、評価者用タブレットの通信状態および評価の進捗を確認することができ、試験進行にトラブルがないかを把握することができます。 通信異常が発生した場合には、システム管理者へメール通知する機能もございます。

  • 評価・採点ツール

    スケジュール管理機能と連動し、実施される課題の評価を行うツールはiPadやAndroidタブレット端末からご利用が可能です。 課題と学生、評価者と紐づき、評価ツールにログインされた評価者IDから、担当する評価課題のみが表示されます。 評価ツール画面では、ワンタッチで得点を選択できるチェックボタンと、コメント入力欄で構成されています。 評価結果を保存するとOSCEサーバーに採点結果が登録されます。 評価が完了した課題には、画面上に「評価済み」マークが表示されますので、どこまで評価を完了したのかがわかります。

動作環境

※接続するカメラ数、録画保存期間などによりハードウェア要件は異なります。

OSCEシステムサーバー
OS Microsoft Windows Server 2019 Standard 以上
CPU Intel Xeon Quadコア以上推奨
RAM 16GB以上
OSCEクライアント
OS Microsoft Windows 10 64bit/ Microsoft Windows 11 64bit
CPU Intel Corei7 以上推奨(OSが快適に動作する環境をご用意ください)
RAM 16GB以上推奨
グラフィック 高レート映像で複数画面表示をご利用の場合には別途グラフィックカードを搭載する事を推奨します。
OSCE評価ツール
スマートデバイス iOS:Safari (iOS 14以降)、Android:Android Chrome
パソコン Microsoft Edge、Google Chrome最新版

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